Re: KYOさんへ。どうかゆっくり休んでください

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/5/17(12:46)]

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10910. Re: KYOさんへ。どうかゆっくり休んでください

お名前: マリコ@SSS
投稿日: 2004/3/13(12:05)

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KYOさん、ペギーさん、こんにちは。マリコ@SSSです。

ペギー双葉山"さんは[url:kb:10903]で書きました:

〉 KYOさんが考える語彙の問題については、後は教師の広場でお話ください。
〉 管理人、古川さんの見解
〉 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-g&c=e&id=10672]

よき多読指導者でありたいとおもわれるために、反省したり、失敗?の原因を考察したりされるのかもしれませんが、旧来の英語教師の発想としては、それほど反省することでもないのかもしれないのですから。

〉 また、すぐ回答を書かなければ失礼だ、とは誰も思いませんから、
〉 時間ができるまで、ゆっくりしてください。

賛成です。
コメントも言い訳も考察も英語教師の広場で書かれた方がいいようですね。
英語教師の広場なら、こういう問題もおきないでしょうから。

〉 しかし、発言を読まずにまた同じようなことを書くのはよくないと思いますよ。
〉 そして、今回に関しては、ご自分の考えを書かれる前に、
〉 みなさんが、KYOさんに宛てたメッセージをしっかり読む義務が、
〉 あなたにあると思いますよ。

ここは特に賛成です。
英語のできる英語の先生は、生徒が苦労しているまたは、どんな気持ちでできない自分をみつめているかが理解できないんだと思います。

みんな、KYOさんが英語教師だと知っていて、遠慮がちに書いているようですが。
どれもいいことが書いてありますよ。
参考に「英語ができなかった自慢」の広場などもお読みになったらいいかもしれません。

タドキストのKYOさんに向けた遠慮がちな反発は、道化師さんの言う「仲良しファシズム」とはわたしは思いません。
英語コンプレックスのかたまりだった人が、SSSの多読で英語ができるようになって、一様に同じことを考えているのだと思います。

〉 若輩者が失礼なことを言いまして申し訳ありません

あれ?ペギさん、そんなに若かったっけ?

KYOさん、わたしが
http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&c=e&id=80
で書いたコラムをもう一度読んでいただけると嬉しいです。

そこで
SSS式多読
の教授法三原則 1)「教えない」2)「おしつけない」3)「読書の評価をしない」

と書きましたが、教師が何をすればいいかを具体的に解説すると

多読の指導者(英語の指導者とはあえて書きません)
は、
1.知識を教えないことが大切。
ということは、
2.英語を修得する過程を理論的に考えない。
3.理論的に説明できるように分析しないことが大切かもしれません。
4.生徒の気持ちによりそい、生徒の感じる気持ちを感じ取ることだと思います。

4.は全然具体的ではないですが・・・

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【6】編集委員コーナー 『多読の指導者の役割』 (マリコ)
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 SSS式多読に興味を示す英語教師からの問い合わせが増えてきています。10年
前にSEGで行われた英語教育シンポジウムで、孤軍奮闘していた酒井先生の発言
や姿が瞼に焼き付いているわたしにとって、英語教師にSSS式多読について興味
を持ってもらえるというだけで隔世の感があります。

 しかし、知識を教えることを教師の役割としてきた先生方の中で、SSS式多読
の教授法三原則 1)「教えない」2)「おしつけない」3)「読書の評価をしない」
を、その深い意味まで理解して実行できる人はどのくらいいるでしょうか。
学校での多読指導者は生徒に対してどういう役割をはたせばよいのでしょうか。

 英語のできる教師が必ずしもよい多読指導者であるとは限りません。生徒の
英語力をあげるのは、いかにたくさん楽しく本を読ませるかにかかっているか
らです。多読の指導者は「英語の先生」というよりスポーツのコーチ、マラソ
ンの伴走者に似ています。そこにカウンセラーの要素が加わって生徒たちと本
を通して心の交流ができるようになれば、かなり理想に近い指導者といえます。

 多読による英語の学習は生徒一人一人が主役です。自分たちが読みたい本を
自分のために自分の意志で読んでいきます。今まで教壇を間にして向かい合っ
ていた授業では教師が主役でした。今度は教師は脇役に徹し、主役である生徒
を応援しながらいっしょに同じ方向に向かって歩いていくことになります。指
導する側もされる側も楽しい時を共有することができるでしょう。多読指導者
と生徒が上下の関係ではなく、対等な関係として双方向のコミュニケーション
がとれるようになると、多読はさらに効果的になるのではないでしょうか。
 


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