Re: そのうち、こんなシリーズはいかがですか?

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4892. Re: そのうち、こんなシリーズはいかがですか?

お名前: ヨシオ
投稿日: 2003/7/24(09:12)

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Kyokoさん、おはようございます。ヨシオです。

〉そういえば、私も日本語の本を読むことをすっかり忘れていました。子育て終わって、年金暮らしができるようになったら(なるかなあ?)日本の古典と洋書を両方ともじっくり読みたいなあ、なんて夢のようなことを考えてます。「児童書になると山のように読みたいものが出てくる」というのは、どの種類とかシリーズですか。まだそこまで到達してないので、もし、良かったらヨシオさんのおススメを紹介してください。今後のお楽しみにさせていただきたいと思います。

SSSの推薦図書ガイド(HPトップのペ−ジにリンクあり)に各レベルでの児童書のシリーズが載っています。私もそれを参考にしたり、掲示板で盛り上がっている時の情報を参考にしたりしています。書評もとっても参考になります。次のシリーズなどが、話題になっていて、私もいくつか読んで見ました。

・Nancy Drew Notebooksシリーズ
・Famous Fiveシリーズ
・Marvin Redpostシリーズ
・Jacquline Wilsonのシリーズ
・Unfortunate Eventsシリーズ
・Animorphsシリーズ

以下は、以前の投稿を切り貼りしたものですが、ご参考に(ちょっと長いです)。

面白かった本:(レビュー済み)

○Number the Stars
皆さんのお奨めで読んでみて、大変よかったです。最初、新幹線のなかで読み始め、ちょっとウルウルしてきたので、家に帰るまで待ちました。それぞれ、登場人物の描写がすばらしい。軍事力のないデンマークの市民がどのようにして占領軍に対応していったのか、怖さと勇気がよく描かれています。でも、この占領軍に、あの時の日本は、軍事同盟を結んでいたことを、私達は忘れてはいけませんね。
○Sleep-Overs
読んでよかった。Nancy Drew Notebooksは、10巻ほど読んだが、現実の社会の厳しさには触れられていない。この本には、厳しい面もある環境の中で、Daisyが友達との関係や障害のある姉への揺れる気持ちが綴られている。新しい学校の友達たちのDaisyに対する気持ちが素晴らしい。もちろん、女の子同士の意地の張り合いや意地悪もあり、それらが面白く描けている。
○Cliffhanger
ボーイスカウトのキャンプに行った時の運動オンチだった自分の過去の姿を見たような...。でも、このTimのようには最後には強くならなかったかな?章ごとの両親宛の絵葉書の文章を見ているだけで笑える。最後の2毎の絵葉書には、なんて書かれているのかな?それと、誰宛かな?楽しい話で、男性にもオススメ。
○Stone Fox
やられましたね。こう来るとは。レースがすごい速さで展開されるので、それにつられてズンズン読み進んでしまったら、...。やはり、「泣」でした。やられた。レースになるまでの日々、Willyがお祖父さんを助けて農場の仕事をするところが、良く描けていい。しかし、回りの大人たちは、税金が払えないと相談した時、みんなは農場を売れという。農場を売って税金を払って、その後Willy達はどうせよというのか。何のための税金かと思った。
○Famous Five #1
小島に立つ廃墟の古城。Scotlandの写真でみたイメージが浮かんだ。祖先の古城を
相続しているが、取り立てて価値がなく、家族を思いやっても、あまり収入がないのでイライラしている父親がいる。こんなイトコの家に遊びにきた3兄弟妹は、気難しいイトコとだんだん親しくなって、古城探検を行う。さて、おたちあい、そこに現れいでしは、...。親との葛藤、友情、冒険、危険。気楽に読んで行けて、ページもどんどん進む。レベル4が苦しい時に読んで、この本で助かった。
○Famous Five #2
今回も面白く、ページがどんどん進んだ。子供達の家庭教師を面接に行って、自分の研究を良く知っていて話が合うからって選んでくる父親ってなんだろう?あれだけ、前回の冒険で子供達とTimのすごさを分かったはずなのにな...。でも、こんな親と子供の葛藤を見ているのも面白い。彼は、How difficult she was! Her father sighed, and remembered that he too in his own childhood had been called 'difficult'. Perhaps George took after him. と、分かっているんだな。
○ANIMORPHS #1 The Invasion / K.A.Applegate / L4
各章が短くて読みやすい。話は、荒唐無稽かもしれないが、次にどうなるのか、ど
んな生き物に変身するのか、どんどん読んでしまう。特に、LizardになってSpider
を食べるところが面白い。Nooooooooo! I Screamed inside my head. But too late. 悲鳴をあげたところが想像できるな。自分のお腹の中にSpiderが入っているなんて、ゲ〜だ。2巻目も買おうかなと思わすのはさすが。これにはまっている人が多いことが分かる。
○ANIMORPHS #2 The Visitor / K.A.Applegate / L4
Rachelが主人公の巻。前半はすこし退屈なところもあったが、後半からどんどん引
き込まれ、最後はいったいどうやって窮地を逃れるのか、って心配した。動物に変
身する能力だけで、強大なAlienに立ち向かう子供達。誰がControllerかわからない中での戦い。でも、毎日、学校はあり、宿題も出る。勉強時間が足りなくて試験でCを取ってしまった、という会話には笑ってしまった。
○Little House in the Big Woods / Laura Ingalls Wilder / L4
今の日本ではとっても想像できないことだらけだ。家の側に熊や狼がきたり、
Lauraたちが熊の肉を食べたいと思ったり、Cheeseを自分達で作ったり。自給自足
の生活にも、Dance Partyがあったり、PaがFidleを演奏して歌ったり、Sundayにはきれいな服を着て一日静かに過ごしたり、やはり西洋人の生活だな。American(それも白人)が自分達のRootsと思う生活なんだろう。なんでも自分達で行い、自分の身は自分(銃)で守る。そして、敬虔なChristian。
知らない言葉が多かったので、自分の力のなさでマイナス1です(涙)。
○There's a Boy in the Girls' Bathroom / Louis Sachar / L4
初めてのSachar本。最初はなんでこんな題がついているのかと思っていたが、読み
すすめると納得。クラスの嫌われ者だが、自分の部屋では人形達と話をするような
繊細な心を持ったBradley。みんなは理解してくれないが、初めて自分を受け入れ
てくれる人が現れた。「自分の好きなことをすればいいんだよ」こんなことを言っ
てくれる人は今までいなかった。でも、子供の心がわかる人は、大人からはなかな
か理解されない。Carlaのように、こんな風に子供の気持ちを聞いているだろうか
と反省。
○Dear Mr. Henshaw / Beverly Cleary / L4
日記も含めて、すべて作家のMr Henshaw宛に書かれている。転校した学校で、デザートが抜き取られるというLunchbox事件は起こるが、特別にハラハラする出来事が起こるわけではない。しかし、読んでいると静かな感動を感じた。両親の離婚でLeighが受ける悲しみと痛み。Mr Henshawのアドバイスで日記をつけはじめ、文章も心もだんだんと成長するLeigh。静かだが、ジ〜ンとくる読後感である。
○Marvin Redpost #2: Why Pick on Me? / Louis Sachar / L2
ちょっとの誤解から、皆からのけ者にされたMarvin、2人の親友からはただの友達
だと言われるし、先生からも誤解されるし、どうしたらいいのか。そんなとき、妹
のLinzyの一言で...。Marvinは、問題から逃げないで、立ち向かっていった。
Redpost一家の仲のよさ。LinzyはMarvinが大好き。そんなことが伝わってくる。い
い話だった。
○Marvin Redpost #3: Is He a Girl? / Louis Sachar / L2
男の子は女の子のことが分からないし、女の子は男の子のことが分からない(こっ
ちは想像だが)。だから小説やTVで男女が逆転した話が度々取り上げられるのだ
ろう。今回のMarvinは、肘にキスしたおかげで、女の子の気持ちが分かりだす。自
分は女の子になっちゃうのだろうか、と心配するMarvinがおかしい。でも、相手の
気持ちをわかるって、とっても大切なことなんだな、と思った。
○Marvin Redpost #4: Alone in His Teacher's House / Louis Sachar / L2
よかったな。こんな展開になるなんて、読み始めた時には思いもしなかった。Sacharにやられた。WaldoはMrs Northの老犬。先生の留守の間の面倒をMarvinがみる。でも、こんなことになるなんて...。代理の先生やクラスの友達たちの言葉に、読みながら憤慨してしまった。でも、こんなこと、世の中には、あるだろうな。It's unfair. 帰ってきたMrs Northがいい。Marvin Redpostシリーズは4冊めだが、これには、★5つ、あげちゃう。
○The Bad Beginning / Lemony Snicket / L4
装丁が良い。イラストの3姉弟妹がカワイイ。不幸になっても、健気にがんばるところがイイ。妹を助け出そうとしているVioletを、but those who knew her well knew that when she tied her hair up in ribbon to keep it out of her eyes, it meant that the gears and levers of her inventing brain were whirring at top speed. と描写しているところが、よくVioletを表していて面白かった。不幸が続き、やっとこれから幸福になれるかな、と思わせる後に、また次の不幸を予想させるなんて、ニクイ。2巻目も買いたくなってしまう。


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