Re: 多読1年座談会:「私にもできる」を実感した日

[掲示板: 〈過去ログ〉オフ会参加募集・報告 -- 最新メッセージID: 14793 // 時刻: 2024/4/29(21:35)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

228. Re: 多読1年座談会:「私にもできる」を実感した日

お名前: K子
投稿日: 2003/3/1(19:18)

------------------------------

こんにちは、K子です(^^)

さてさて、

> まず今日は、「私にもできるかな」と思っていたみなさんが
> いつくらいから「私にもできる」と感じられたかをお話して
> いただけると嬉しいです。

ということですので、その辺のことなどを。

私の場合、根がずぼらで、熱心に勉学に勤しんだ経験もなく(笑)、
何かを学ぶにしても、自分が楽しいと思えることばかりを追い求めて
おりました。なので、いろいろなサイトを渡り歩き、お金がかからず
自分に最適な方法を探す中、「簡単な本から読み進む」をうたった
SSSの方法はとっつき易かった。

初投稿では書いたのですが、ペンギンなどのGR(グレイディッド・
リーダー、みなさんお馴染みの使用語数でレベル分けされた読本)などと
いうものが存在する、ということは、現在高校2年の娘が入学当初
購入した教科書の中に混ざっていたことで初めて知りました。
それまで、自己流で英語を上達させる方法としてはNHKラジオくらい
しか考えつかなかった私にとって、そういう本の存在はとても新鮮で
ありがたいものに思えた。で、早速、手に取ってみたのがレベル2の
「ブラッド・ピット」。ところが、読めないのです、するすると。
たったの語彙600のものが。

それまで通勤聞き流し学習NHKを利用し、外国人とのメール交換を
する、ということを3年半くらいしてきた私にとって、本の裏の情報
による6段階の学習者用読本の低いものから3番目にツラさを覚える
ということがかなりショックでした。辞書を引き引きではありますが、
簡単なコミュニケーションが取れるまでになっていたものですから。

で、本当は興味がなかったのだけど、もう一冊の方、レベル1の
「レオナルド・デュカプリオ」を読んでみた。そうしたら、それは
案外気楽に読めたのですよ。大好きなブラピのことが書いてあるものが
読めないで、特に好きでもないレオ様のものなら読めた(苦笑)。つまりは
興味があろうがなかろうが、簡単なら読めるってわけね。当然だけど。

「そうか、そうだよね、どんなものでもそうだけど、いきなり難しい
ものに行くより簡単なものから徐々に行く方が理にかなってるし、
もしかしたらそうやっていくうちに上達してくるかもしれないぞ」と
思ったのです。そんな最中に見つけたサイトがここ、SSSでした。

もう、一も二もなく飛び込みましたよ(笑)。だから「始めた時には
なんの疑問も持たなかった」と前述したのです。つまり、この段階までは
私にとってSSS方式は「理にかなっていた」わけです。なんで疑問など
持ちましょう!(笑)

さてさて、それでは、そこからどうなったか・・・。どんな人でもそうだと
思うのですが、「楽しい」と思えている間はどんなことが起こっても
動じず没頭できるものですよね。レベル0からSSSのサイトにある
冊数を参考に進んでいけばいいのだな、と思った私は、早速、紀伊国屋に
走り、レベル0と1を必要冊数だけ購入しました。当時、分速にやたらに
こだわっていたSSSの方法に照らし、時間を計ってみたりもしました。
一応、レベル0は「似たような」分数で読めたので(規定以内でないので
こんな表現)、よしよしと思い、どんどん読み進みました。

レベル3まではそんな調子で一気に駆け上がりました。いやぁ、楽しかった。
スタートして2週間くらいでもうレベル3を手にしていました。あの
読めなかった「Brad Pitt」は一週間めでクリア。自分でも信じられない
気持ちで一杯でした。変な話ですが、「信じるものは救われる」じゃない
けど、疑う心を持たずに当たるものってうまくいくものなのですね(笑)。

特に2週間めに手にした、「Forrest Gump」がものすごく印象に残ってます。
まるで日本語を読んでいるように「読書」をしている自分に気付いた瞬間でした。

ただ、わからない単語はレベル0からすでに存在してて、唯一、辞書禁止、
ということについてだけは苦渋しておりました。ま、この辺については
のちのち話すとして。

こんなところが私にとっての「できる」と実感できた経緯です。
つまり、簡単なものから少しずつ難しいものに移行するという道理にかなった
方法になっとくでき、それを疑う心を持たずに実践したのちの成功、
ということです。

ちなみに、私は現在、Mchael J. Fox の Lucky Man をもういい加減時間を
かけて読んでいますが(なかなかまとまった時間が取れない今日この頃のため)、
いやぁ〜、苦労してます。わかんない単語の宝庫!(笑)
でもいいの、だって私は辞書と友達だから!(苦笑)
(ちなみに、読書して得た言葉はメールする時などコミュニケーションに
すんごく役立ちますが、案外、会話は簡単な言葉で済んでしまうので、
今まで語彙が増えなかったのかもしれないと最近思っています。なぁんて、
語彙の少ない自分への単なるなぐさめだよん、ちっ(笑))


▲返答元

▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.