とにかくタドキストを増やしましょう!(25日の講演会に関して)

[掲示板: 〈過去ログ〉オフ会参加募集・報告 -- 最新メッセージID: 14793 // 時刻: 2024/5/21(22:53)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

[提案] 2008. とにかくタドキストを増やしましょう!(25日の講演会に関して)

お名前: 栄泉
投稿日: 2003/9/27(23:52)

------------------------------

こんばんは。栄泉です。

25日の講演会は興味の湧く企画で、私も覗いてみたかったのですが、
都合をつけられませんでした。
今日、酒井先生から直接様子を伺うことができて凡その感じは分かりま
した。机や椅子も不足気味になるほどの盛況だったようなのでお邪魔し
なくてかえって良かったと思っています。

ただ、盛況だった一方で、聴衆の反応は今ひとつだったようで、オフ会
に馳せ参じたのがタドキストばかりだったというのが当日の様子を物語
っているようですね。

そこでですが、酒井先生が編み出した多読とシャドウイングによる英語
学習法は今までの世の中に欠落していた見方や考え方をベースにしてい
ると思うんです。それだけ何度目を回しても足りないほど革新的だと言
うことです。
英和辞典で日本語訳を調べたり、文章の構造を解析したり、和訳をした
り、英作文をやっても決してナチュラルスピードの生の英語の世界に到
達することはない。永久に報われることのない無駄なエネルギーを費や
しているのが日本の英語学習環境であると。
必要なのは生の英語を大量に吸収すること。しかし、この事は100%
の理解を捨ててアバウトでよいから沢山本を読んで生の英語の感触に感
激できた人にしか分からない。

ということは対話、説得、議論によって現状にどっぷり浸かった人達の
考えや行動を変えさせることは至難の業ということになります。対話、
議論、説得には必ず、ああ言えばこう言う人が出てきます。しかも始末
の悪いことに、そういう人の言う事にも頷ける事が含まれていて収拾が
つかなくなり、へたをすると、「なあーんだ。多読なんて、ちょっと変
わった人達がやってるんだ。」なんて事になったら、折角の芽を摘まれ
ることにもなりかねません。さらに、現状に浸かっている人はそれによ
って生計を立てているわけで、どうしても身構えてしまうでしょう。

ここは1つ地道に「自分も多読をやってみようかな。」と思う人を沢山
作ることを戦略の主眼に据えてはいかがでしょう。私もお蔭様で、この
8月に100万語を突破できましたが、データを拝見すると100万語
到達した人はまだ200人も行ってないんですね。ちょっとガックリき
ました。100万語の人が千人、1万人、そして10万人にでもなれば
世の中180度変わるのではないしょうか。

そういう意味では、全国の書店での講演会の予定が次々と設定されてい
るのは素晴らしいと思います。とりあえずはタドキストが増えると喜ぶ
人達(書店やオックスフォード、ロングマン等の出版社)と仲良くして
タドキストをふやすことに主眼を置かれてはいかがでしょう。

余計な老婆心でした。


▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.