80万語を超えました

[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25675 // 時刻: 2024/5/14(18:07)]

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25309. 80万語を超えました

お名前: せきけん
投稿日: 2012/7/1(17:52)

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ものぐさ父さん、茶々猫さん、杏樹さん、みなさん、こんにちは。

せきけんです。

ハンドル名がこの掲示板では、「せきけん」となっているのですが、別のところで、「けんせき」となっていて、混乱しています。どちらかに統一させて下さい。100万語を超えたときにしようかと思っています。

さて、80万語を超えました。一冊5万語ぐらいの本が出てきたので、何冊も読まないうちに10万語になるようになってきました。レベルは、YL 3台が中心ですが、そろそろPaperbackを読んでみてもいいかと思うのですが、まだ、理解度が低く、相当、辞書のお世話にならないと、満足に読めない気がしています。済みません。70万語のときも同じこと書いていました。

この間に読んだのは以下の本です。

"The Adventures of Captain Underpants" CPU YL 4.5
"Kira-Kira" Cythia Kadohata YL 5.6
"Afternoon on the Amazon" MTH#6 YL 3.5
"Sunset of the Sabertooth" MTH#7 YL 3.5
"Midnight on the Moon" MTH#8 YL 3.5
"Sleepovers" Jacqueline Wilson YL 3.4
"Nelson Mandela" OBW4 YL 3.9

ものぐさ父さんの村上龍の話で考えてみると、やはり、自分は、日本語でも小説よりもNon Fiction、解説本の類をよく読んできていて、彼の小説よりも経済分析とか政治の話を読んでいる方が多くなっている気がしました。

MTHは、程よく分からない単語が出てきて、読みやすいので、息抜きに読むのにいい気がしています。ついでに、Fact Trackerを読んでみてもいいかと思うようになりました。難点は、お金がかかることですね。#5〜#8の4冊では、#5の忍者の話だけ、Fact Trackerがないんですよね。これって、残念なことで、日本の過去の歴史に対して、きちんと、事実を、英語圏の子供たちに教えてあげて欲しいと思います。

Amazonは、Deforestationというのでしょうか、それに対する、反省というか、危機感から、取り上げられているのでしょうね。次が、Ice Ageで、氷河期ですね。クロマニオン人の洞窟に忍び込むという話で、流石に、言葉を交わさなかったですね。そういう意味では、#6からは、その場に行って、向こうの「人間」と言葉を交わさなくなっています。それほど、かけ離れた世界に行ってしまうということで、#8では、遂に月まで行ってしまいます。月でももちろん、言葉は交わさないですね。逆に言うと、昔の日本に来て、英語で話しかけて通じるというのは、まだ、話の通じる世界と思われているということなのかもしれません。

Cro-magnon人は、言語を持っていたのかどうかよく分かりません。有名なラスコーの洞窟壁画などを参考に物語が作られているのでしょうね。書いてあることが事実だとすると、結構、色々なことが分かりつつあるのでしょう。彼らが何故滅んだのか、最大の謎ですが、そんな話は出てきませんでした。他に滅んだものとしては、MammothとSabertoothが出てきていて、タイトルには、Sabertoothが使われていますが、これはよく知りませんでした。表紙に絵があるので、そういうものだったんだろうと思います。

kira-kiraは、米国に渡った日系人が、しかも1950年代に南部のGeorgiaに行って、厳しい条件ながら一所懸命に働いて、二人の娘を育てるのですが、中々、現地の世界に溶け込んで行けません。彼らが、英語を母国語と、日本の文化を残しつつも、少しずつ、米国の社会にも根を張って、受け入れられていくという様子が見て取れます。しかし、悲劇が・・・。この両親は、本当によく働きます。しかし、子供と過ごす時間は、非常に限られていて、でも子供のことを思っています。そして、倫理的ですね。正しく生きるべきだということです。

kira-kiraというのは、何なのかは、皆さん、読んでみて下さい。巻末に著者が、読書案内というか、Readerについているactivityのようなものが付いていますので、参考になると思います。

Sleepoversは、Dustbin Babyよりは易しかったかとは思いますが、それ程、レベルが違うようには思いませんでした。絵が多少多いだけで、知らない単語や理解しにくい会話は、依然として多かったです。Alphabet Clubの5人組が、それぞれ、お泊まり会を誕生日に催すことになって、主人公のDaisyは、家庭の事情で、どうしようかと悩むのですが、最後は、家族の協力を得て、それをやります。その過程を通して、思春期に近い、女の子の精神生活というものがよく分かりますね。こういう人間関係って、難しいですね。ドロドロしたものになりがちなところを、あっさり書いていて、また、誕生日プレゼントや誕生日会のご馳走が、凄いので、そういうところで救われるところもあります。先進国の豊かな家庭のイメージがあります。でも、みんな手作りで、凄く凝ったケーキを作ります。girls talkみたいなのは、最後に出てくるのですが、それは主題でないのか、はぐらかされています。

最後に、Nelson Mandelaですが、私にはGandhiの方が面白かったです。獄中生活が長過ぎて、その間に70を越してしまうのですが、結局、大統領にまでなったというのが凄いところです。但し、ANCという組織を一人で切り盛りしたわけではなくて、何しろ、1964年から90年まで獄中にいたので、凄いことはできないわけです。しかし、希望を失わずに、健康を維持する運動も欠かさず、周りの人と協力しながら、たゆまぬ努力を続けたというところは、並みの人物でないのはその通りでしょう。ただ、武装闘争も含めたディテールがこれだけでは分からないところが残念です。二度離婚しているというのも、闘争の影響も大きいと思いますが、女の人も放っておかないのでしょうね。生の彼の言葉や、方針が、余り書かれていない、Gandhiのような哲学的な言葉とかがないのが、物足りないところです。

それから、南アの国の事情がこの本だけではよく分かりません。Whiteとして、イギリス系の人と、オランダ系のAfrikaansを使う人がいるのですが、黒人というか、Africa人というか、どんなEthnicグループがあるのかさえよく分かりません。混血しているという意味で、colouredと呼ばれる人たちもいます。単純に知らないだけなのですが、この本だけでは、とても分かった気にもなれません。レソト(Lesotho)とかスワジランド(Swaziland)とかいう小さい国が、南アの中に囲い込まれて存在していたりして、それだけでもよく分かりません。Apartheid時代には、黒人の居住区域を囲い込んで、Sowetoという地区を作ったりしていたのと何が違うのか…。英語は南アの公用語の一つなので、英語で書かれたものが色々あるのでしょう。wikipediaの英語のエントリには沢山色々なことが書かれているのですが、読むのは大変です。
何か、比較的読みやすくて、もっと南アのことが分かる本はないものですかね。

Captain Underpantsについては、別のところで書きました。

次は、比較的長いものとしては、BoyかHolesを読んでみようと思っています。その次は、Giverかな。その調子で読んでいくと、やはり、100万語までに、大人向けのPaperbackを読まないことになりそうです。

では。


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