Re: 少しでも、霧が晴れますよう…

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20635. Re: 少しでも、霧が晴れますよう…

お名前: ako
投稿日: 2005/2/26(01:54)

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bobtailsさん、初めまして。akoと申します。

bobtailsさん、じ…実は、あの〜、英語の話の前に不謹慎なんですが…
bobtailsさんのこの部分↓に、完全に好感を感じちゃってるんるんして投稿してます。

〉あの「近眼の独眼龍」さんが、私の質問に回答してくださってるぅって
〉画面の前で頬を赤らめてしまいました。なんか感動です。

ここ!! ど〜〜〜うしても引用させていただきたくなっっちゃいました。
そーなんですよ、akoにとっても、「あの」近眼の独眼龍さんなんです〜 

実はakoも昨年の今頃、bobtailsさんと同じ経験したんです。
ちょうど一年前の2月のことだったもので、つい華やいでしまいました。
近眼の独眼龍サマの渋〜〜い漢字のネームが、なんともカッコよくて、ご返答いただく度にクラクラのメロメロでして…(笑)
近眼の独眼龍さんに会いたくて(ナマを見たくて、というのが本心…)、
SSSのオフ会というのにも出るようになった自称:独眼龍サマ追っかけ(?)です。

なので…

独眼龍サマ〉(私は多読を始める前に TOEICは800点を越えていましたが、最初レベル0の
独眼龍サマ〉 1冊目の本が読みきれず、途中で投げてしまいました。)

え〜っ!? 独眼龍さま〜、それマジっすかぁあ〜〜〜
一体、どのレベルゼロをお投げになられたのか、今度akoに暴露してくだされ〜
(独眼龍サマ追っかけとしては非常に重要〜(笑)

えー、いきなり不謹慎なことですみません…。
このように余談に話をそらしながら、実はbobtailsさんの英語状況をいろいろ想像しているんですが、
独眼龍さん宛に書かれた部分を取り混ぜながらのほうが書きやすいので、
少し順不同ですが、ご容赦くださいますか?

〉TOEICも2002年7月に500点を超えてから進歩がほとんどなく、2005年2月現在、
〉リスニング350点未満、リーディング250点未満でトータル600点未満です。

3年経過後もあまり変化がないと、確かに焦りますよね。
今回の2月の数値を、自分のスタート地点だと考えてみたらどうでしょう。
多読効果が出るかどうかは、むしろこれからです。

TOEICと多読効果についても、
単純な右肩上がりをしない現象を、多くの方が報告されていますので、
期間に比例した上がり方をしなくても悲観する必要はないんです。
英語力の上達って、そんな単純な一次関数的なものじゃないみたいです。

〉どうしても日本語に訳してしまうことです。返り読みはしていません。
〉日本語への訳し方が単語ひとつひとつから数単語の塊になっただけで
〉英語のままイメージして理解するということができません。

この点について、上記の皆さんのご返答に同意見です。
特に…カイさんの、これ↓ 

カイさん 〉日本語に訳すことなどは、そのうち訳す方が難しくなりますのでご安心ください。

そーーーーーなんですよ。どうしても日本語にならないのが出てくるんです。

〉私は多読前『速読速聴・英単語 Core 1800』を精読していたせいもあり
〉英文を読むことのストレスは解消されていたと思います。

じ…実は…(^^;)、多読前、その本を3分の一ほどやってあまりの苦行に挫折しました…
日本語でなら時事問題は得意分野なので、内容はよく存じております… 
「Core1800」の英文でストレスを感じなかったなんて、スゴイです。

引用が前後していて恐縮ですが、
PGR2が読速100語/mの段階で「速聴Core1800」のようなレベルの学習をすると、
精読・訳読の習慣を助長する感じがしませんか?
私はそう感じて、この教材、中途のままで眠って頂いてます。
かなり勉強したような気持ちになれる教材ではありますが、
GRの読書で日本語訳しながら読んでしまううちは、
しばらくZ会教材の利用は延期しとこ、と思ったんです。

誤解のないよう付け加えますと、他社教材を否定する気持ちはまったくないんです。
私も、独学時代にずいぶんZ会教材を使って勉強したので懐かしいし、有効活用できたらいいなとは思っています。(新しいままだから悔しいし…汗…)
同書のはしがきにある解説などは、かなり賛成です。

〉レベルの低い本が読み足りないんでしょうか?

レベルの下の本にストレスを感じないようなら、ぜひお薦めします。

でも、内容を幼稚に感じて嫌気がさす場合は、無理なお薦めはしません。
私も、日本人として日本語を読むのであれば、「Core1800」のような内容が好みですので、
いくら英語とはいえ、成人の方に幼児向けの本をお薦めするのはとまどいます。

ただ、幼児向けの英語の本は、英語レベルとしては低くありません。
敢えて受験英語用語で申し上げれば、仮定法過去完了や関係代名詞、続出です。
「速聴Core1800」と、文法水準が同じままで語彙や内容だけが違うんです。

レベルゼロ〜1の絵本風
 「昨日が雨じゃなかったら、ボク、遠足いけたのになぁ〜〜〜〜〜」
速聴Core1800風
 「昨秋の急激な原油高がなければ、ドル安圧力も回避できたであろう〜」

〉もう独学を5年も続けているので、ここで本当に使える英語を習得したいです。

独学歴なら負けません〜〜〜(笑) 10年以上です…中断も多々あり…汗…

(以下もさらにbobtailsさんが独眼龍さん宛てに書かれた部分を拝借しています。ご容赦を〜)

〉文法のあいまいさを克服するため『Grammar in Use』のシャドーイングを
〉始めました。(『Grammar in Use』は語数カウントしていません。)

シャドウイングの場合、意味が不明のままでも声に出すというのが特徴なので、
シャドウイングは好きになれないという人も多いです。
シャドウイングは、有効な方法だとは思いますが、
bobtailsさんは、どのように感じておられますか?

もし、好きになれない方法だなぁ〜と思いながら無理にやると、英語も嫌いになってしまいますから無理にすることはないのですが、
大事なのは、自分の心の奥の原始的な感情、「好きか嫌いか」「楽しいか苦痛か」に正直になることが、
英語学習を長く続けるための大事な要素だと、私は考えています。

本当は心の奥では苦痛と感じているのに、「英語だからやらなきゃ」ということで、
自分が苦痛だと思っていることを自覚できない日本人英語学習者の方も多いようです。
bobtailsさんは、「Fly Away Home」に感動できる柔軟な心をお持ちの方と拝察しました。
ただ、文面から察して慎重な方かなと思ったので、もう少し正確に申し上げますと、
「世間では有効と言われるが自分には苦痛な方法」を、やらないことで失うものよりも、
その方法を無理に続けて、英語というもの全体への「不快感情」を蓄積する事のマイナスのほうが、
長期的に考えてマイナスが大きい、という意味なんです。

「成果に不安はあるが、シャドウイングという方法自体は嫌いではない」
ということであれば、さらに続けて問題はないと思います。
もしシャドウイングを続けられるのでしたら、
試しに、物語朗読の音源もお試しになってみて下さい。
文法解説の英文シャドウイングと比較されてみて、
その感触を、また掲示板でご報告くだされば、きっとまた有益なご返答が得られると思います。

〉言語って、イメージとして右脳で覚えるもので、文字を扱う左脳はあんまり
〉使わないと何かで言っていた記憶があるので、このままじゃダメだぁー
〉って、落ち込んでたんですけど、ホッとしました。

あの〜〜、つかぬことなんですが、もしその本のこと、ご記憶なら教えていただけませんか。
個人的に、言語習得と脳の関係や認知心理学などにとても関心があるんです。
ご記載から、そのあたりの関係の書物ではないかと思いました。

独眼龍サマ〉〉(この量は人によって異なるようなので、あと何十万語とか言えないのが
独眼龍サマ〉〉 ちょっと歯がゆいです)

〉これこれ、この量がわからないから歯がゆいんですよねぇ。
〉これをどれくらいやればいいの?次に進むタイミングはいつ?
〉独学って、いつも悩みながら進むじゃないですか。

akoも独学歴が長いので、よくわかります。自分も独学時代にそう思ってた事、
bobtailsさんのおかげで今、思い出しました〜(笑)

でも独学をやめ、SSSで同じ方法で試行錯誤している皆さんの英語体験の話を伺っているうちに、
この不安はかなり解消されました。
それは、自分と違うタイプ、違う英語歴をもった人たちの体験を聞くうちに、
自分はどういうタイプなのか、自分に欠けているのは何なのか、ということが、
独学の時よりも、ずーーーーーっと鮮明にわかるようになったからです。

これは、英語力そのものの上達とは違うんですが、何かを長く継続するにおいて、
非常に重要な要素だと思っています。
言い換えると、「自分が今いる位置をマッピングできる」ということなんです。
(マッピングじゃなくてプレイスメントだったかしら、使い慣れないカタカナ用語だもんで…)

独学の時って、霧の深い森の中を地図も無く一人で歩いているような感じでした。
でも今は違います。

目の前には自分が行くべき道が見え、時には、鳥になって森の全体を見て、自分がどこを歩いているのか見える時さえあります。
あっちへ行けばTOEICだな、とか、こっちへ行けばPBで小説の読書だなとか、
向こうの方は、英字新聞でビジネス英語だなとか、
あっちには、そんな難しい英語は読めないけど、海外旅行でちょっとした話を外国の人と楽しそうに話してる世界があるな、とか、
そういった、英語に関するいろいろな世界が、見えてきたんです。

独学の時には、こんなことイメージできた事はありませんでした。
今、書いたこのイメージ自体も、SSSで英語絵本と出会ってから、
感じるようになったものです。
(何しろ、森が出てくる絵本がものすごく多いもんで、相当、影響されてます…)

上達の実感を得る前に、そういうイメージ上のマッピングができたことで、
独学時代に感じていた不安はかなり減りました。

なので、何をどこまでやればいいのか、という不安、とってもよくわかります。
「どのくらいのレベルをどのくらい読んだらいいのかという量が人によって違う」
と言われると、ますます不安になるかもしれませんが、
多読を続け、自分に必要な量が満たされてくるにつれ「自分で」ある程度はわかるようになります。

言い換えると、自分でそういう変化がわかってきたと思えるまで(←ここ、とーーっても「until」な感じ)
いろいろなレベルの読書経験を積んで、試してみて下さい。
もちろん、おりおりの読書経過を掲示板で報告し、その都度、どういう方向の読書をしたらいいか、
具体的な相談をしながら進めていけばいいんです。
必ず、bobtailsさんと同傾向の体験がある方が、返答を下さると思います。

他にも多読を薦める学習方法提案はアチコチで見ますけど、
私はこの、自分でわかってくる部分って、SSS的な多読方法に特有な特徴だと思ってます。
特許とればいいと思ってるくらいです。

では、お互いに憧れの近眼の独眼龍サマの投稿に頬を赤らめながら(←ここ非常に重要(笑)、
ご一緒に多読を楽しんでまいりましょう〜〜
よろしくお願いします〜〜


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