Re: 絵本報告 その4

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[♪] 12781. Re: 絵本報告 その4

お名前: SSS 酒井邦秀
投稿日: 2003/3/20(01:32)

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アトムさん、こんばんは!

4回目!

〉今日、注文していたキングアーサーの3部作が届きました。
〉一緒に届いたハリーポッターの炎のゴブレットとほぼ同じ厚さで、
〉2冊を手に取り、しばし固まりました。
〉とりあえず、本棚には並べるスペースがありません。

サトクリフさんの本ですか?

〉で、今回は「多読に向かない絵本」をご紹介しようと思います。
〉(この掲示板の趣旨に反するかなあ。)

全然反しませんが、ぼくの「王座」がゆらぐなあ・・・
多読に向かないので、揺るがないと思っていたのに・・・

〉まずは、マザーグース。
〉これは、語数を稼ごうとして読んでも全然面白くありません。
〉でも、英語ネイティブの意識の奥底に流れているであろうマザーグースを
読むことで、
〉多読に奥行きが出るのではないかと思います。

そりゃもうそうです。まず第一に英語の語呂合わせ、口調、音の響きが
すこしずつ分かってきます。(秋男さんも真っ青っていう音遊び!)

〉1) The Arnold Lobel Book of Mother Goose
〉1)は、図書館で借りてきてすぐ(中身を覗いただけで)アマゾンで注文してしまった1冊。
〉だって、まるごと全ページフルカラーのローベルさんですよ!あの「がまくんとかえるくん」の。
〉鉛筆の下書きの上にラフに色をつけています。「がまくん〜」よりカラフル。
〉約300個のrhymesが収まっています。時々開いています。シアワセ。

ぼくはこれをもう何年も前に見つけて、高くて買えなかったのだった・・・

〉3)は過去のいろんな人がマザーグースに挿絵をつけたのを集めたもの。
〉By the Best Artist from the Pastって書かれていました。
〉少し絵が古臭く感じますが、竹久夢二が好きな方にはたまらない1冊でしょう。
〉(もちろんこの中に夢二の絵はないですよ。似た作風の方が多いです。)
〉以下、収められているArtistの名前です。
〉H. L. Stephens / Dorothy M. Wheeler / Anonymous/Kate Greenaway / Jessie Willcox Smith / L. Leslie Brooke / Walter Crane /
H. Willebeek Le Mair / E. Boyd Smith / Fern Bisel Peat /
Milo Winter / Paul Woodroffe / Anne Anderson / Marjory Hood /
Frendrick Richardson / Arthur Rackham / W. Small / John Lawson / Eleanor W. Talbot / Margaret Tarrant / Walter Satterlee / Peter Newell / William Donahey / Jennie Harbour / Fanny Cory / Charles Robinson / Mabel Lucie Attwell / Mary Royt / Pauline Adams / Gordon Browne / Blanche McManus / G. J. Pinwell / Ramdolph Caldecott /
Maria Kirk / John Hassall / Eulalie / Reginald Birch / Walter corbould / Florence Choate
〉Rhyme自体は42個収めれられています。

マザー・グースは絵本作家のあこがれの素材のようですね。
だれでも描いているのではないかと思うくらい。

〉 ■Raymond Briggs

〉7)Father Christmas
〉(邦題:さむがりのサンタ)
〉カウントしたくても、漫画形式でときどき吹き出しにぼそぼそってセリフが書いてあるだけだから、カウントしていません。
〉でも細かいところまで描き込んでいて、ゆっくり眺めていたい本。

しびんが置いてあるの、気がつきましたか?
あ、もちろんサンタさん(イギリスでは Father Christmas か)も
最初にしびんを持って階下(たいてい台所と食堂がある)に降りてきますね。

〉以前、酒井先生にブリッグスさんの本をたくさん教えていただきましたが、
〉全部は読めませんでした。
〉ブリッグスさんはマザーグースも描いているんですね。見てみたいです。

また見つけたら読んでみてください。そして感想を聞かせてください。
(とくに Fungus the Bogeyman を! The Twits なんか問題じゃない
汚さ!)

〉最後にこのひとのコレを

〉 ■Anthony Browne

〉 13)Willy's Pictures(レベル3)(250語)
〉一応語数を数えたけれど、文字なんてどうでもいい!とっても楽しめる本です。
〉有名な絵をパロッているのですが、本の最後に正しい絵が載っていて、
〉その絵がどこに所属しているのかまで書いてあります。
〉この本の楽しいところは、間違い探しのような、ウォーリーを探せ!のように
使えるところ!
〉私は何度も何度も絵を見比べました。まさかこんなに楽しめるとは
思わなかった。
〉お勧め。絵はかわいくないですが、お子さんと一緒にどうぞ。
〉いえ、一人でも十分楽しめます。

これおもしろそうですね。かお。

〉それではまた。おやすみなさい。
〉次は何を紹介しようかなあ。

楽しみですね!
ぼくらも楽しみ!!!


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