まだひっぱってもいいのだろうか

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12510. まだひっぱってもいいのだろうか

お名前: 杏樹
投稿日: 2003/3/14(00:28)

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秋男さん、こんにちは。
元レスに関係なく続いていく話題…

〉 あ〜、平仄というやつですよね。昔、石川忠久?がラジオで漢詩を詠んではって、
〉 おー、詩はやっぱり詠ってこそやなー、と思いました。

そうです。教育テレビで朝5時に漢詩の番組があります。副音声で中国語が聞けます。気が向いたらどうぞ。

〉 夏目漱石が漢詩を作ってますが、すごいことですよね。
〉 (まあ、すごい人なんですが。)

昔の日本人は漢文、漢詩の素養があったので…。日本人は発音で確認できないので平仄を調べながら作るということになるのですごい手間です。私は平仄や韻の組み合わせの言葉を集めた本を見て、そこに載ってる言葉を寄せ集めて作ったことがあります。

〉 思い出したことがあるので御報告します。(御存じかも・・・)
〉 高島俊男という人の『本が好き、悪口言うのはもっと好き』(文春文庫)の中の
〉 「ネアカ李白とネクラ杜甫」というのが面白かったです。
〉 李白と杜甫のことがよくわかりました(そんままや・・・)。
〉 「李白は七絶、杜甫は五律」というのも、う〜ん、なっとく!
〉 著者の高島氏は、例の『漢字と日本人』(文春新書)を書いた人です。
〉 専門の人から見ると当り前だのクラッカーなことばかりかも知れませんが、
〉 この人の文章自体がなんとも面白いので、御一読の価値ありかと思われます。

李白と杜甫の比較は本当に面白いです。よくこれだけ対照的な詩人が同時代に「中国の二大詩人」として並び立ったものだと思います。私は李白はB型、杜甫はA型だと思っています。ノーテンキ李白にきまじめ杜甫。天衣無縫に絶句を詠む李白と技巧を凝らした律詩をねちねち作る杜甫。…李白と杜甫のことを語りだすと止まらないのでこの辺にしておきます。
高島俊夫という人のことは知りませんでしたが、二人のことを面白い文章で書いてあるなら読んでみたいです。

〉P.S. 読みやすくて私のお気に入りな本は、
〉   Astrid Lindgren の The Children of Noisy Village (やかまし村の子どもたち)です。
〉   (ISBN:0-14-032609-X)
〉   長くつ下のピッピを書いた人ですね。
〉   ピッピはちょい難しめですが、やかまし村の方は比較的素直な文章です。
〉   児童書に詳しい友人に薦められて読んだのですが、大いに気に入ってしまって、
〉   いま4回目を読んでいるところです。
〉   御参考までに。

教えてくださってありがとうございます。これ、原書からの英訳ですか?リライトですか?ともかくリンドグレンも読めたらおもしろそう…。
(Captain Underpantsはアマゾンのカートに入っています。表紙を見ると電車で読むには恥ずかしいかも…)


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