高島俊男(杏樹さんへ。Re: 中国の古典)

[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25675 // 時刻: 2024/5/6(01:30)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

12493. 高島俊男(杏樹さんへ。Re: 中国の古典)

お名前: 秋男
投稿日: 2003/3/13(22:44)

------------------------------

杏樹さん、こんばんは。秋男です。

〉〉 わたし、李白の詩が発音できたらええなあと思ったことあります。やっぱり詩は、
〉〉 音ですよねえ。

〉唐詩は実際には唐代の音とはかなり違っていますが、現代中国語で読んでもリズム感があっていいですよ。発音に厳密な規則があるのでそれに従って作れば一定の美しいリズムが出来上がります。

 あ〜、平仄というやつですよね。昔、石川忠久?がラジオで漢詩を詠んではって、
 おー、詩はやっぱり詠ってこそやなー、と思いました。

 夏目漱石が漢詩を作ってますが、すごいことですよね。
 (まあ、すごい人なんですが。)

 思い出したことがあるので御報告します。(御存じかも・・・)
 高島俊男という人の『本が好き、悪口言うのはもっと好き』(文春文庫)の中の
 「ネアカ李白とネクラ杜甫」というのが面白かったです。
 李白と杜甫のことがよくわかりました(そんままや・・・)。
 「李白は七絶、杜甫は五律」というのも、う〜ん、なっとく!
 著者の高島氏は、例の『漢字と日本人』(文春新書)を書いた人です。
 専門の人から見ると当り前だのクラッカーなことばかりかも知れませんが、
 この人の文章自体がなんとも面白いので、御一読の価値ありかと思われます。

 ではではHappy Reading!!

P.S. 読みやすくて私のお気に入りな本は、
   Astrid Lindgren の The Children of Noisy Village (やかまし村の子どもたち)です。
   (ISBN:0-14-032609-X)
   長くつ下のピッピを書いた人ですね。
   ピッピはちょい難しめですが、やかまし村の方は比較的素直な文章です。
   児童書に詳しい友人に薦められて読んだのですが、大いに気に入ってしまって、
   いま4回目を読んでいるところです。
   御参考までに。


▲返答元

▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.