絵本報告 その3

[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25675 // 時刻: 2024/4/26(19:19)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

11522. 絵本報告 その3

お名前: アトム
投稿日: 2003/2/25(23:09)

------------------------------

こんばんは、アトムです。
調子に乗って3回目です。
今回は「絵本なんて女子供の読むもの。あんな甘ったるいもの読んでられるかい」
という方(いるのか?)の為にとっておきを披露します。

◎It's Disgusting and We Ate it !
  James Solheim著

ゲテモノ食いの話です。なのに絵本です。
ゲテモノ食いを否定する本ではなくて、
世界にはこういうものを普通に食べている人もいるんだよだよ、という肯定の本です。
Salted earthworms はビーフジャーキーの味がする、とか
Fried wax moth caterpillars はベーコンの味がする、
なんて書いてありました。ヒエ〜!!
この本、私は最後まで読めませんでした。よってカウント外です。

もう一冊

◎CLOUDY WITH A CHANCE OF MEATBALLS
Judi Barrett著/Ron Barrett絵 

これはまたちょっと違った感じで全然甘くない絵本。
なんというか、ソフトな「楳図 かずお」風。
きっと描いたご本人は、そんなつもりはないのだと思うのですが(笑)
ストーリーも考えようによっては怖い。
私、「まことちゃん」が苦手だったので、コレも苦手です。

ではでは、気を取り直して、普通の絵本のご紹介。有名キャラクターどころを少し。

■Ludwig Bemelmans

◎ Madeline ★★★★
(邦題:げんきなマドレーヌ)
   マドレーヌが病気に!?お茶目なマドレーヌです。
◎ Madeline and The Bad Hat ★★
(邦題:マドレーヌといたずらっこ)
   隣に男の子が引っ越してきた!悪さばかりする男の子ですが…。
◎ Madeline and The Gypsies ★★★★
(邦題:マドレーヌとジプシー)
   マドレーヌと男の子がジプシーにさらわれる!?
◎ Madeline in London ★★★★
(邦題:ロンドンのマドレーヌ)
   ロンドンに引越ししてしまった男の子を訪ねていきます。
◎ Madeline's Rescue ★★★
(邦題:マドレーヌといぬ)
   マドレーヌが川に落ちた!!さあ大変。
◎ Madeline's Christmas ★★★★
(邦題:マドレーヌのクリスマス)
   マドレーヌ以外はみんな風邪を引いて寝込んでいます。そこにやってきた男は…。

ベーメルマンスさんの「マドレーヌ」です。
修道院付の施設で寝泊りする12人の幼い女の子たちのお話です(マドレーヌはその中の一人です)。
アメリカでは非常に人気があると、絵本セールスのおじさんが言っていました。
日本で言うとなにかなあ、「ぐりとぐら」かなあ。   ……。比較の仕方が違うような気がする(まあいいか)。
レベルは平均して2くらい。リズムがよくて(韻を踏んでいるようです。英語でも韻と言うのか?)
心地よく読めますが、リズムのよさを追求するあまり、少し難しく感じるところもあります。でも絵本ですから(笑)
このシリーズを読むたびに私は「絵本って高いよね」と思います(苦笑)。
非常に可愛いお話ではあります。でも、書店や図書館で済むならそうしたほうが良いです(怒られるかなあ)。

次は「ぞうのババール」です。レベル2〜3くらいです。

◎ Babar and the Ghost
   古城からおばけをつれてかえって来ちゃった!
◎ Babar and the Wully-Wully
   幻の動物、Wully-Wullyをめぐるサイの国との戦い!
◎ Bonjour, Babar
   6つのお話が入っています(下記参照)
◎ The Story of Babar
   ババールの生い立ちがわかります。

ブリュノフさんが描いているのですが、
50年ぐらい前に初めてフランスで出版されて、
今はその最初に描いた方の子供か孫かが描いてアメリカで出版しているのだそうです。
(絵本のセールスのおじさんの受け売り)。
「Bonjour, Babar」にはお話が6つ入っていました。
たぶん「ぞうのババール」「ババールのしんこんりょこう」「おうさまババール」「ゼフィールのなつやすみ」
それと、ババールに子供が生まれる話、だったと思います(かなりうる覚え)。
これは買いです。コレを読むとババールのすべてがわかります。
「The Story of Babar」はいわゆる上記の「ぞうのババール」です。

最後は、今更紹介するのもどうかと思う、「がまくんとかえるくん」です。

■Arnold Lobel(著)

◎Day With Frog and Toad
◎Frog and Toad All Year
◎Frog and Toad Are Friends
◎frog and Toad Together

Bookshopでもセットがあるし、書評もレビューもたくさんあがっているので、
今更なにもいいません。ただ「私読んだよ」と言いたかっただけです(笑)
4冊とも最初図書館で借りたのですが、その中で一番好きな
Frog and Toad All Year を、カセット付で買いました。

では。
まだまだネタは尽きないアトムでした。


▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.